60代・70代の便秘の原因と対処法 -高齢者の便秘の対処法

60代・70代の便秘の原因と対処法

高齢者の便秘は思いのほか多いもので、
それは年齢が上がるに連れて便秘である割合が高くなります。
中でも40代、50代でも多く見られますが60代を過ぎて70代にもなればグンッと便秘の割合が高くなります。

この60代~70代で急激に増える便秘の原因とその対処法は次になります。

加齢と運動不足による筋力低下
40代や50代ならまだ外に出かける機会があったとしても、
60代や70代にもなってくると外出するよりも家にいる時間の方が長くなりがちで、
動かなくなることが多いことから運動不足となり腹筋、背筋、括約筋等、
排便時に必要とされる筋力が衰え腸の蠕動運動も弱まることから便秘になります。

60代や70代の人に「適度な運動を…」と言っても難しいので、
運動というより呼吸を意識して「腹式呼吸」を取り入れてみると良いでしょう。

お腹を膨らませながら大きく息を吸い、逆にお腹をヘコませながらゆっくりと息を吐く。

この腹式呼吸を1日に数回取り入れるだけで腸に刺激を与え蠕動運動を活発化させるのに役立ちます。
「運動」が無理なら「呼吸」で便秘解消に努めましょう。
硬いものが食べれない
入れ歯が合わない、歯が無い、噛む力が無いなどで硬いものが食べられず、
やわらかいものや消化にいいものばかり食べるようになるのも便秘の原因です。

やわらかいものばかり食べていると便量が減ります。
すると便を押し出す力も弱くなることで排便できないまま便が腸内に残り便秘となります。

そのため硬いものが食べれない場合は、
煮る、蒸す、刻む、ミキサーにかけるなど調理法を工夫すれば、
食物繊維の多い食材でも食べられるので便秘対策として調理の時に工夫してみることをオススメします。
神経の鈍り
腸内の便を排便するためには「胃・大腸反射」とか「直腸・結腸反射」が起こらなくてはなりません。
これらが起こることで初めて便意を感じ排便に至るわけですから、
加齢に伴いこうした神経の鈍りにより反射が起こらなくなることも便秘の原因となります。
病気によるもの
便秘の原因となる大腸がん、痔、脳血管障害、大腸憩室、糖尿病などといった病気になったり、病気の治療で飲んでいる薬が原因で便秘になることもあります。
特に60代や70代と年齢が高くなればそれだけ病気になる割合も増えるので要注意です。

この場合は飲んでいる薬と便秘の症状について医師に相談してみましょう。
便意を我慢する
加齢に伴い筋力が低下するのは腹筋や背筋など排便時に使われる筋肉だけではありません。
足腰も筋力低下を起こしていることで便意が起こっても、トイレに行くのを面倒くさがって便意を我慢してしまう人がいます。
また冬の寒い日は暖かい部屋から寒い廊下やトイレには行きたくないものです。

こうして便意を我慢することも便秘の原因になります。
この場合は面倒でも「少しでも歩いて体を動かせば運動になる!」と思って、便意を我慢することなくトイレに行くようにしましょう。
高齢者の便秘の原因はひとつではない!
高齢者の便秘の原因は様々あってそれらが重なり合って便秘が引き起こされていると考えられます。
なのでまずは便秘の原因を特定することから始めてみましょう。

原因に見合った便秘解消法に取り組み便秘解消に努めていきましょう。
これに加え食事内容の見直しなどで高齢者の便秘対策をしていくことをオススメします。
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